中国ブランドLenovoは、激化する競争のなか優位な位置を保つのが難しくなったため、ゲーミングスマホLegionシリーズを廃止する見通しです。
ゲーミングスマホ部門全体が廃止に
Lenovoのゲーミングスマホ部門に所属していたという従業員がレイオフに遭ったと伝えられています。解雇とならなかった従業員の一部はタブレット部門に移されたようです。
Sina Techが報じたところによれば、レイオフされる従業員は50〜100人にのぼるとのことです。
ゲーミングスマホ市場は昨今厳しい状況に置かれており、Black Sharkなどの企業が苦戦をしいられているそうです。
Lenovoのゲーミングスマホ部門の廃止はまだ公式なものではありませんが、激化する競争についていけなかった可能性があるとのことです。
デバイス自体は高い評価
Lenovo Legion Y70は昨年8月にリリースされましたが、Snapdragon 8+プロセッサ、 LPDDR5+UFS3.1ストレージ、144Hzの超高リフレッシュレートディスプレイなどを搭載し、ゲーミングスマホ市場で人気を博していました。ただし、スマホ全般のプレミアム化により、ゲームに特化したスマホでなくても快適なゲーム環境の実現が可能となり、ゲーミングスマホの存在意義が失われつつあるという状況です。
正直な意見で知られる人気のテック系YouTubeマーケス・ブラウンリー氏の2021年のスマホ評価でも、Legion Phoneがベストデザイン賞の準優勝に選ばれており、性能面だけでなくデザインも評価されていました。
Legionシリーズの廃止について、ネットメディアGizmochinaは「ひとつの時代の終わり」とコメントしており、ゲーミングスマホは新たな局面に入りつつあるのかもしれません。
Source:Gizmochina
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-530035/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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