Apple Watchへの血糖値測定機構搭載は早くても3年〜7年後〜著名記者予想

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Watchへの血糖値測定機構搭載が、2024年モデルのApple Watch Series 10で実現する可能性もあると予想するメディアがあるのに対し、Bloombergのマーク・ガーマン記者はこれまで通り、早くても3年〜7年後になると予想しています。

開発で協業している企業は新型センサーを治験中

に搭載される血糖値測定機構、その核となる光学式センサーは英Rockley Photonicsが開発しているとの噂があります。
 
Rockley Photonicsが開発中のウェアラブルデバイス「Bioptx band」はすでに治験が行われており、最初の製品では心拍数、心拍変動、呼吸数、血中酸素飽和度、深部体温、水分補給(補水の必要性)が測定可能に、2024年下半期(7月〜12月)には血圧測定機能、2025年第1四半期(1月〜3月)には血糖値、乳酸値、血中アルコール濃度測定機能が実装される見込みです。
 
これに先立ち、Rockley Photonicsの外販用生体情報測定センサー「VitalSpex」が、2024年モデルのApple Watch Series 10に搭載される可能性があるとGadgets & Wearablesが予想していました。
 
ただし、Apple Watch Series 10へのVitalSpex搭載により、同モデルですぐに血糖値測定が可能になるかは治験の結果次第でもあり、現時点では不明です。

Apple Watchに収まるようなセンサーの小型化が困難と指摘

Gadgets & Wearablesの予想に対しガーマン記者は、有料配信のニュースレーター「Power On」で読者からの質問に答える形で、Apple Watchに血糖値測定機構を実装するには、センサーの開発、小型化、アルゴリズムを完成させる必要があり、特に小型化はかなり困難と述べています。
 
そのため、同記者の予想では、Apple Watchに血糖値測定機構が搭載されるまでには少なくとも3年〜7年の時間が必要とのことです。
 
 
Source:Power On
Photo:Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
(FT729)


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