2022年に中国で最も売れたスマートフォンはiPhone13となり、国産ブランドがひしめき合う中で、Appleが1位〜3位を独占しました。
iPhone13シリーズが上位を独占
調査企業Counterpointによると、世界最大級のスマートフォン市場で並み居るライバル端末を抑え、2022年最も売れ行きが良かったのがiPhone13です。
市場シェアを端末別でみると、iPhone13(6.6%)だけでなく、iPhone13 Pro Max(2.2%)、iPhone13 Pro(1.9%)と上位をAppleが独占しており、文字通りの一強となりました。また、比較的高価な上位モデルProシリーズが中国でトップ10の中に入ったのは、2022年が初めてとなります。
上位10モデルのうち9モデルが5G通信に対応していますが、500ドル(約65,700円)を超える端末はiPhoneシリーズのみです。これまでもプレミアム価格帯では圧倒的な人気を誇っていたiPhoneですが、それ以外の価格レンジでも存在感を発揮できたのは大きいでしょう。
先日、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が中国で開催されたフォーラムで、同国との長年の協力関係を強調したことが話題になりましたが、Apple以外はすべて国産ブランド(Honor、Oppo、Vivo)であることを思えば、少なくとも今のところ彼の戦略はうまく行っているように思われます。
ただしCounterpointは、スマートフォン市場全体が抱える売れ行きの落ち込み傾向に伴って、2023年はトップ10の端末が占めるシェアが2022年(22%)ほどにはならないだろうと見ています。
Source:Counterpoint via AppleInsider
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-530231/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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