Appleが、Apple Watchによる生体情報を収集に関する新しい機構の特許を出願しました。
今回出願された特許には、レーダーシステムを用いて、呼吸数、心拍数、咳、くしゃみ、体の震え、発作などを測定することを目的としています。
光学式センサーではなく、レーダーシステムを活用
Appleが米国特許商標庁(USPTO)に現地時間2023年3月23日に出願した特許は、レーダーシステムをデバイスに搭載して、人体の微小な動きを検知分析しようとするものです。
人体の微小な動きを誘発するものとして特許には、呼吸、心拍、咳、くしゃみ、体の震え、発作などが挙げられています。
Appleが申請した特許には、レーダーシステムを用いると1ミリメートル以下〜数センチメートルの、人体の微小な動きが検知できると記されています。
風邪の初期症状の発見に役立つ?
特許には、レーダーシステムを用いて検知した人体の微小な動きをどのように分析し、結果に結びつけるかのフローチャートが添付されています。
本特許は、光学式センサーを活用した血糖値や血圧測定などAppleが多数申請してきたヘルスケア関連特許とは異なり、目立たないながらも例えば風邪の初期症状など日常的に役立つものになると期待されます。
Source:USPTO via Patently Apple
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-530382/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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