MacBookがタッチスクリーン一体型OLEDを搭載せざるを得ない理由とは

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が、MacBookへの有機EL(OLED)ディスプレイ搭載に伴いタッチスクリーンも導入、2025年か2026年に発表するのは売り上げ低迷打開のためとの予想を、Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で伝えています。

売り上げ低迷打開とOS開発方針が理由?

同記者は2023年1月に、2025年モデルのMacBook Proを手始めに、Appleは全てのMacタッチスクリーンを搭載することを計画していると伝えていました。
 
ガーマン記者はPower Onの中で読者からの、「タッチスクリーンが搭載されるとの予想に変わりはありませんか」との質問に対し、変わっていないと返答しています。
 
Appleが頑なに否定してきたMacへのタッチスクリーン搭載に向けて動き出している理由について同記者は、「Macの売り上げが低迷していることを打開する」「各OSの動作に統一感を持たせる(統合できる部分はそうする)」ことが目的と説明しています。

BGRの5年前の予言が的中か

Appleがガーマン記者の予想通り、AppleがMacにタッチスクリーンを導入するのであれば、それは2018年にBGRが予言したことが的中することになります。
 
BGRは2018年に、「将来的にMacBookへのタッチスクリーン導入は避けられない」とし、Armアーキテクチャ採用チップ(Appleシリコン)も搭載するだろうと、将来のMacへの考えを述べていました。
 
Appleシリコンの搭載で、性能面ではWindowsラップトップに対して優位性を築いているMacBookですが、Qualcommは対抗チップとなるSnapdragon 8cx Gen 4を開発しており、本年末にも搭載製品が発表される可能性があります。
 
Snapdragon 8cx Gen 4はAppleシリコンと異なり、外部GPUもサポートする見通しですので、自社製品に不利な点を補うためにもWindowsラップトップが導入済みのタッチスクリーンをMacに搭載し、対抗せざるを得ないのかもしれません。
 
 
Source:Power On
Photo:Apple(米国)
(FT729)


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