メレルの定番「モアブ3」のエコ仕様が体現するサステナブルな未来への決意とは

自然とのかかわりの深いアウトドアブランドは、早くから環境保全の取り組みを進めている傾向にありますが、米国アウトドアブランドのMERRELL(メレル)もそのひとつ。“2025年までにオーガニック、リサイクル、または再生可能な素材を全てのシューズに活用する仕組みの構築を目指す”という大きな目標のもとに製品を開発しています。

そんな取り組みをまさに具現化したのが、「MOAB 3 MOONSHOT ECO(モアブ 3 ムーンショット エコ)」(2万6400円)。メレルの誇るハイキングシューズ「MOAB」を、最先端の技術によって作られるさまざまな自然由来の素材で構成した、フルサステナブルモデルです。

「MOAB 3 MOONSHOT ECO」に使われているサステナブル素材は計9種類。アッパー素材には、パイナップルの葉の繊維から作られる糸とユーカリの木の繊維をもととする“テンセル”から作られたオーガニックコットンを採用しています。

シューレースやウェビングには、バナナの木の種類である“アバカ”由来の繊維であるアバセルファイバーを使用。どの素材も、軽やかながら耐久性に優れているのが特徴です。

また、アッパーにレイヤードした異素材パーツには、きのこの菌糸体から作られるヴィーガンレザーである“マッシュルームレザー”を採用。コーヒーかすを原料とした“S.Caféエコテクノロジー”のコーヒー糸から作られたメッシュライニングは、脱臭効果や速乾性に優れています。

さらに、インソール素材には廃棄される海藻を50%配合し、クッションフォームポッドは大豆油を活用。サトウキビ51%とコーヒーの粉5%を配合したSRC(スーパーリバウンドコンパウンド)ミッドソールも搭載しています。

アウトソールには、Vibram社が開発した90%以上が天然ゴムでできた「Vibram N-OIL」を装備し、高い耐久性とグリップ力を発揮。このソールには、100%天然の顔料が使用されています。

自然と共存する最先端の「MOAB 3 MOONSHOT ECO」は、4月22日のEARTH DAYより限定店舗にて発売されます。

>> MERRELL

<文/&GP>

 

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