電気・ガス代の高騰や物価高などにより、生活費の見直しをされた方も多いのではないでしょうか？MMD研究所が実施した調査によると、通信会社と契約済みのスマホを所有する約3割の方が直近半年で「通信費の見直しを行なった」と回答していることがわかりました。
27.8%が直近半年でスマホの通信費を見直し
MMD研究所は3月17日〜20日、18歳〜69歳の男女7,000人を対象に「生活費の節約とスマートフォンの利用年数に関する調査」を実施しました。
対象者のうち、通信会社と契約済みのスマートフォンを所有している6,253人に、この半年で通信費を見直したかを聞いたところ、27.8%が「見直しを行なった」と回答しました。性年代別では男性20代が40.9%と最も多く、次いで男性30代と女性20代で32.7%、女性30代が32.4%となっています。
「見直しを行なった」と回答した1,738人に、見直した項目を聞いたところ、「同じサービスの中でプランを変更」が24.6%と最も多く、次に「通信会社を変更した」が21.5%、「ギガ（通信）の節約」が19.4％となりました。
メインのスマホ利用年数は「1年〜2年未満」が最多
円安や半導体不足の影響等で価格が高騰しているスマートフォン。なかなか気軽に買い替えづらくなっていますが、どれくらいの期間、同じ端末が利用されているのでしょうか？
スマートフォンを所有している6,316人に、メインで利用しているスマートフォンの利用年数を聞いたところ、「1年〜2年未満」が22.7%と最も多く、次いで「2年～3年未満」が20.9%、「半年未満」が15.0%となりました。
2年以上同じスマートフォンを利用していると回答した3,109人に、2年以上同じ端末を利用している理由について聞いたところ、「持っているスマートフォンがまだ使えるから」が42.5%と圧倒的に多く、次いで「今のスマートフォンで満足しているから」が25.4%、「機種変更が面倒だから」が23.6%となっています。
中古スマホを利用する人も増加
スマートフォンの価格については、Appleも2022年7月にiPhoneの値上げを実施しています。iPhoneの販売価格引き上げなどを受けて、中古スマホを扱うじゃんぱらD-Dtyle秋葉原店では来客数・通信販売の受注件数が2倍近くに増えたそうです。
また、調査会社のIDCが2023年2月に発表したレポートによると、2022年の中古スマートフォン（認定整備品を含める）の出荷台数は推定2億8,260万台で、2021年の2億5,340台から11.5%増になったことがわかっています。中古スマホ市場の成長は今後も続く見通しで、2026年まで年間10.3%増の成長が見込まれています。
Source:MMD研究所
Photo:photo AC-78design
(kotobaya)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-533473/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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