Appleが現地時間2023年4月17日に、Apple Cardユーザー向けに提供を開始したApple普通預金口座に、開始からわずか4日間で最大9億9,000万ドル(約1,360億円)が預金されたことが判明しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple普通預金口座に、開始から4日間で約1,360億円が預金されたことが判明。
2. Apple Cardユーザーのみを対象にしたもので、4.15%という年利の高さが魅力。
3. Apple Cardの発行、および利用が可能なのは現在アメリカ国内のみとなっている。
最初の週末までに24万口座が開設
米メディアForbesが関係者から入手した情報によると、Apple普通預金口座はサービス開始初日のみで、約4億ドルのお金が預けられたとのことです。
筆者も日本時間4月18日にApple普通預金口座を開設しましたが、サービスが開始された週末、つまり現地時間4月22日(土)までに、約24万口座が開設されたとの情報もあります。
単純計算すると、4月22日時点における各口座の平均預金額は4,000ドル強ということになります。ちなみに米連邦預金保険公社(FDIC)が定める1口座あたりの預金保護上限は25万ドルです。
魅力的な年利4.15%
Apple普通預金口座の大きな魅力のひとつは、4.15%という年利の高さです。同口座にはGoldman Sacks Bank USAが連携していますが、Goldman Sacksが消費者向けブランドMarcusで展開する普通預金口座の年利は3.90%で、Apple普通預金の口座よりも低く設定されています。
Apple普通預金口座がApple Cardユーザーのみを対象にしたものであることを考えると、4日間で約10億ドルという預金額はかなりの成功といえそうです。
なおApple Cardの発行、および利用が可能なのは現在アメリカ国内のみとなっています。したがってApple普通預金口座も、アメリカに居住権を持つ者しか開設することができません。
Source:Forbes via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-535037/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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