Appleが今年秋に発売する見通しのiPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxのサプライヤー別別製造比率について、South China Morning Postが新たな情報を伝えています。
iPhone14 ProシリーズはFoxconnが単独受注
AppleのiPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxは、Foxconnが100%組み立てを担当していました。しかし新型コロナウイルスに起因するFoxconnの鄭州工場での暴動などの問題により、昨年11月にはiPhone14 Proシリーズの生産台数が大幅に減少しました。
Appleはこうしたトラブルの反省から、今年のiPhone15 Proシリーズについては最初からFoxconnだけでなく、PegatronとLuxshareにも生産を委託すると以前より予想されています。
iPhone15シリーズの3モデルをLuxshareが受注
先日、台湾メディアの工商時報は、iPhone15 Proの12%をPegatronが、iPhone15 Pro Max(またはiPhone15 Ultra)の15%をLuxshareが組み立てると報じました。
これに対し対話拠点のコンサルティング会社Isaiah Researchのエディ・ハン氏は、PegatronはiPhone15 Proの20%〜25%を、LuxshareはiPhone15 Pro Maxの20〜30%を受注するだろうと予想しています。
なおLuxshareはiPhone15シリーズの4モデルのうち、iPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro Maxの3モデルの生産を受注した模様です。
最低2社に発注する新たなルール導入か
ハン氏は、Appleはリスク回避のため、今後はサプライチェーンについて、どの部品や素材についても最低2社に発注するという、新たなルールを導入したようだとも述べています。
とはいえ、iPhone15シリーズの生産において、もっとも多くの台数を生産するのはFoxconnであることには変わりがないとのことです。
Source:South China Morning Post
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-535637/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania