Appleは現地時間5月10日、音楽認識アプリ「Shazam」をアップデートし、クラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」に対応しました。これにより、Shazamからクラシックの曲をApple Music Classicalで開けるようになります。
Shazam、Apple Music Classicalに対応
Appleは2021年8月に、クラッシック音楽専門のストリーミングサービス「Primephonic」を買収し、Apple Musicに統合すると発表しました。その後、2023年3月にApple Music Classicalのサービスを開始しています。
ShazamがApple Music Classicalに対応したことで、ユーザーはShazamボタンを押してクラシック音楽の楽曲を特定したり、検索したりすることが可能になりました。また、楽曲ページのメニューアイコンから、「Classicalで開く」を選択すると、その楽曲がApple Music Classicalに送信されるということです。
Apple Music Classicalについて
Apple Music Classicalは、500万以上の楽曲をそろえた世界最大のクラシック音楽のカタログで、著名な作品から忘れ去られた作品まで幅広く網羅されています。このアプリには、Apple Musicとは異なる検索機能があり、作曲家、作品、作品番号、指揮者、アーティスト、楽器、作品の通称など、あらゆるキーワードの組み合わせで、ユーザーが求めているものを瞬時に提供できるようになっています。
また、特定の作品を検索すると、その作品の全ての録音に加えエディターが選んだ録音が表示されます。同様に作曲家を検索すると、その作曲家の全ての作品が表示されるということです。
Apple Music Classicalは無料でダウンロードでき、ほぼ全てのApple Musicのサブスクリプションの登録者は追加費用なしで利用できます。ただし、iOS15.4以降が搭載されたiPhoneが必要です。
残念ながら現時点では、このアプリを日本で利用することはできませんが、順次利用可能になる予定だということです。なお、5月2日に日本向けのApple Music Classicalのサポートページが更新されているため、日本のApp Storeにこのアプリが登場する日も近いかもしれません。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:Apple via AppleInsider
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-536606/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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