スマホ決済の「請求書払い」を利用している人は16.5%〜MMD研究所調べ〜

スマートフォンで支払う自動車税のイメージ
 
MMD研究所は5月12日、「請求書払いとeL-QR(地方税統一QRコード)に関する調査」の結果を公表しました。請求書をスマホ決済で支払えることを知っている人は43.1%、請求書の支払い時にスマホ決済をメインで利用している人は16.5%でした。

請求書で支払っている料金や税がある人は57.5%

「請求書払いとeL-QR(地方税統一QRコード)に関する調査」は、2023年4月21日〜4月27日の期間中、18歳〜69歳の男女7,000人を対象に実施されました。
 
請求書で支払っている料金や税がある人は57.5%でした。性年代別では男性60代が73.1%と最も多く、次いで男性50代が63.7%、女性60代が61.8%となっています。
 
請求書で支払っている料金や税金の有無
請求書で支払っている料金や税金の有無(性年代別)
 
請求書で支払っている料金や税で最も多かったのが「自動車税(44.4%)」、次いで「固定資産税(37.2%)」「水道料金(35.6%)」でした。
 
請求書で支払っている料金や税金の内容

請求書のスマホ決済認知度は43.1%

調査対象者7,000人のうち、請求書をスマホ決済で支払えることを知っている人は43.1%でした。
 
請求書をスマホ決済で支払えることの認知度

請求書の支払いで「スマホ決済」をメインに利用している人は16.5%

調査対象者7,000人のうち、請求書で支払っている料金や税があると回答した4,028人に、メインで利用している請求書の支払い方法を聞いたところ、最も多いのは「コンビニエンスストア」で51.9%、次いで「金融機関窓口」が28.0%、「スマホ決済」が16.5%となりました。
 
メインで利用している請求書の支払い方法
 
コンビニエンスストアや金融機関窓口で支払う理由として最も多かったのが「近くにコンビニエンスストアや金融機関窓口があるから」が31.8%、次いで「自分のタイミングで支払いたいから」が26.7%、「現金で支払いたいから」が17.1%でした。
 
コンビニエンスストアや禁輸期間窓口で請求書を支払う理由
 
スマホ決済で請求書を支払う理由で最も多かったのは「どこにいても支払いができるから」が54.6%、次いで「ポイントが貯まるから」が43.9%、「手数料がかからないから」が34.5%となっています。
 
スマホ決済で請求書を支払う理由

eL-QRの認知は16.3%、今後の利用意向は57.7%

eL-QRの認知度については、「内容までが理解している」が5.8%、「言葉は聞いたことがあるが、内容はよく分からない」が10.5%で、合わせて16.3%が認知していました。
 
eL-QRの認知
 
地方税を請求書で支払っていると回答した人に、eL-QRの説明をした上で、今後スマホ決済で地方税を支払いたいか聞いたところ、57.7%が支払いたい(「支払いたいと思う」と「やや支払いたいと思う」の合計)と回答しました。
 
地方税の支払いにおけるeL-QRでの今後のスマホ決済の利用動向
 
今後スマホ決済で地方税を支払いたいと回答した人に、どのスマホ決済サービスで支払いたいかを聞いたところ、最も多かったのがPayPayで64.2%、次いで楽天ペイが37.2%、d払いが26.0%となりました。
 
地方税の支払いにおいてeL-QRで利用したいスマホ決済
 
 
Source:MMD研究所
Photo:photo AC-どうぞおひとつ
(kotobaya)


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