Netflixは、2022年11月から新プラン「広告つきベーシック」の提供を開始しましたが、同プランの月間アクティブユーザー数が約500万人となったことが分かりました。
4分の1以上のユーザーが「広告つきベーシック」を契約
これは、Netflixの広告イベント「アップフロント」において、同社のワールドワイド広告担当プレジデントであるジェレミー・ゴーマン氏が明らかにしたものです。
「広告つきベーシック」の提供から半年で、世界の月間アクティブユーザー数は500万人となりました。契約者の年齢層は中央値で34歳、今年初めに比べて同プランの契約者は2倍に増加しています。
また、Netflixの共同最高経営責任者(CEO)は、「広告つきベーシック」の契約率が広告なしプランと同等であると語っています。
広告プランが利用可能な国では、契約者の4分の1以上が広告プランを選択し、その契約率は広告なしプランと同等です。プラン選びや契約は、すべてユーザーが決めることなので、この結果はとても重要だと考えています。
なお、今回のイベントでは、Netflix全プランの有料会員数が2億3,250万人であることも発表されています。
「広告つきベーシック」とは?
「広告つきベーシック」は、作品の再生前と再生中に、1時間あたり平均4分〜5分の広告を表示することで、月額料金を790円(税込)に抑えたプランです。
基本的に従来の「ベーシック」プランと変わりませんが、以下の点が異なります。
広告つきベーシックの変更点
- 1時間に平均4分〜5分の広告を表示
- ライセンス上の理由により一部の作品を再生できない
- 作品のダウンロードができない
- 最大1,080p HDの画質(「ベーシック」は720p SD)
なお、当初「広告つきベーシック」はApple TVに対応していませんでしたが、現在では対応しています。
また、画質が従来の720pから1080pへアップするなど、サービスの向上が図られています。
Source:The Hollywood Reporter
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-537753/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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