【調査】84%がChatGPT含む「生成AI」使用経験あり。一方、社内でのルール設備は進まず

OpenAI社のAIチャットボット「ChatGPT」や、テキストや画像などを生成するAIシステム「生成AI」などが話題となっている昨今。実際に、ChatGPTや生成AIを使用したことがある人は、どれぐらいいるのでしょうか?

Cynthialy株式会社は、2023年4月13日(木)に3,400名以上が登録した大規模オンラインイベント「Generative AI Business Day」の参加者を対象にChatGPT・生成AIの活用に関するアンケートを実施しました。

今回はアンケートのうち、生成AIの使用経験や生成AIの使用用途など、特に気になる5問をピックアップしてお伝えします。

【調査概要】
調査対象:「Generative AI Business Day」の参加者
回答数:1250人
調査期間:2023年4月13日~2023年4月21日
調査方法:アンケート調査
設問数:14問

生成AIの使用経験は84%!業務利用は33.4%

「生成AIを使用した経験はありますか?」という質問に対し、84%が使用したことがあり、そのうち33.4%は業務上での使用経験もあると回答しました。

生成AIの利用目的はアイディアの壁打ち

「生成AIをどのような目的で使用していますか?」と言う質問に対して最も多かった回答は「アイディアの壁打ち」でした。2番目に多いのは「ライティングアシスト」です。今後の用途のさらなる広がりが期待できる回答を得られました。

会社内でのルール整備は進んでいない

「社内での生成AIのリテラシー、スキル向上の取り組み実施状況」という質問については、多くの企業が情報収集や検討段階にあるものの、実際に研修などの実施に至っている企業はわずか7.9%にとどまりました。

生成AIトレンドについていくにはSNSが必須?

「生成AIのトレンドや使用方法を学ぶために使用している媒体」の質問で、SNSから情報を収集しているユーザーが最も多いという結果に。一方で有償のコンテンツの活用による情報収集はわずか1.3%となりました。

まとめ

今回のアンケートから、すでに生成AIを業務・個人で活用している割合は84%にのぼることが判明しました。 生成AIの活用方法としては、アイディアの壁打ちが最も多く、ライティングアシスタント、リサーチ業務などが続きます。

一方で、組織内において生成AIを活用するためのリテラシー教育およびスキル向上の取り組みについては、必要性を感じる企業が多くを占める中、実際に具体的なアクションとして取り組んでいる企業はわずか7.9%であるということがわかりました。

また、生成AIについて知るための情報収集にはSNSが最も活用され、そのほかのメディアでもほとんどが無料コンテンツの活用にとどまることがわかりました。

Cynthialy株式会社は、今後もChatGPT・生成AIを活用できる社員を育てるリスキリング研修サービス「AI Performer」の提供を通して、人材不足や労働環境の改善といった社会課題の解決を目指す方針です。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000117465.html

Cynthialy株式会社 公式ホームページ:https://cynthialy.co.jp/

(文・我妻歩実)


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