Appleは、6月6日の世界開発者会議(WWDC23)の基調講演で発表したiOS17で、Apple Musicアプリにクロスフェード機能を追加し、iPhoneでもこの機能が利用できるようになることが明らかとなりました。これまでクロスフェード機能は、Android及びMac版のApple Music、iTunesでのみ利用可能でした。
■3行で分かる、この記事のポイント
1.iOS17でApple Musicのクロスフェード機能が利用可能になる。
2.これまでAndroid及びMac版、iTunesでのみ利用可能だった。
3.iOS17ベータ1ではバグが多く、クロスフェード機能が動作しない。
iPhoneでもクロスフェード機能が利用可能に
クロスフェード機能は、前の曲をフェードアウト(徐々に音量を下げる)させながら次の曲をフェードイン(徐々に音量を上げる)させることで、曲間の無音部分をなくすことができるものです。
iOS17にアップデート後、「設定」 > 「ミュージック」 > 「クロスフェード」より、クロスフェード機能を有効にすることができます。また、iOS17にアップデート後に初めてApple Musicアプリを起動した際にも、新機能が追加されたことを知らせる通知が表示されるということです。
しかし現時点では、開発者向けに公開されているiOS17ベータ1は非常にバグが多く、この機能を実際に動作させることはできません。この機能を有効にしようとすると、設定アプリがクラッシュしてホーム画面に戻ってしまうということです。
iOS17は無料のソフトウェア・アップデートとして、この秋、iPhone XS以降を対象に利用可能となります。
AppleがWWDC23で発表したもの
AppleはWWDC23の基調講演において、iOS17のほか、iPadOS17、watchOS10、tvOS17を発表しました。
また同社は、新型Mac Studio、15インチMacBook Air、新たなmacOSバージョン「Sonoma」、AirPods Proの新機能「適応型オーディオ」、そして待望のヘッドセット「Vision Pro」と、専用OS「visionOS」も発表しています。
Source:9to5Mac
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-540809/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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