Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、世界開発者会議(WWDC23)の基調講演で新製品Vision Proを発表した際、自らが装着することはありませんでした。
しかも基調講演後の記者たちを交えた体験の場においても、クックCEOだけでなく、その他のAppleの幹部役員も誰一人としてVision Proを装着しなかったと、Bloombergのマーク・ガーマン記者が指摘、その理由を推測しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. クックCEOも役員も、公の場ではVision Proを装着せず。
2. これまでは常に新製品を装着してきたクックCEO。
3. Vision Proのデザインに満足していないためとガーマン記者は推測。
Vision Proに触れることがなかったクックCEO
クックCEOはこれまで、新しいiPhoneやApple Watchを発表する際、少なくとも基調講演後のデモにおいては、実際に自ら製品を着用してきました。
しかしVision Proについては、クックCEOは公の場において着用しなかったばかりか、触れることもなかったと、ガーマン記者が述べています。同記者が知る限り、Vision Proのそばに立つことはあっても、実際に手に取ったりはしなかったそうです。
着用画像がミーム化するのを避けるため?
ガーマン記者は、クックCEOを含むAppleの役員らが大勢の人々の前でVision Proを装着しなかったのは、Vision Proが大きく、着用すると正直あまり見栄えがいいとは言い難いとAppleが自覚しているからではないか、またクックCEOのVision Pro着用画像がおもしろおかしく扱われるのを避けるためではないかと、大胆に推測しています。
つまりAppleは、Vision Proのデザインに満足していないということです。
この推測が正しいとすれば、少なくともクックCEOはVision Proがアメリカで発売となる2024年始めまでは、着用した姿を公開しないということになりそうです。
またガーマン記者は、Appleは早ければ2025年末には、Vision Proの廉価版を発売するとも伝えています。
Source:Power On
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/vision_pro-541402/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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