最新iOS17ベータで触覚タッチが高速化していることが判明〜3D Touchのよう?

触覚タッチ
 
Appleが現地時間21日付けで開発者向けにリリースしたiOS17のベータ2には、触覚タッチの起動を以前よりも速く行う設定が含まれており、かつての3D Touchのようだと言うユーザーも見かけられています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが21日付けで開発者向けにリリースしたiOS17のベータ2。
2. 触覚タッチの起動を以前よりも速く行う設定が含まれている。
3. かつての3D Touchに近いとの意見もある。

3D Touchの速さに追いついてきた?

アクセシビリティ機能の一つである触覚タッチの高速化は、「アクセシビリティ」>「タッチ」>「触覚タッチ」で有効化することができます。速さのオプションは「高速」「デフォルト」「低速」から選ぶことができます。
 
iOS16とiOS17の最初のベータ版では、触覚タッチのオプションには「速い」と「遅い」があり、「速い」は最新ベータの「デフォルト」に相当していました。すなわち、新たなオプションである「高速」は、以前の「速い」よりもさらにスピードが上昇していることを意味します。
 
触覚タッチを「高速」に設定すると、アイコンや画面上の要素を長押ししたときに、指の下にハプティックメニューがポップアップする速さが明らかに異なるそうです。この速度は、触覚タッチのインタラクションを3D Touchインタラクションに近づける、とMacRumorsは述べています。
 
「かなり3D Touchに近い」という人もいます。
 

復活が望まれていた3D Touch

2018のiPhone XRから3D Touchの代わりに触覚タッチが実装されるようになりましたが、触覚タッチの動作が遅いことなどから、3D Touchの復活を望むユーザーは常に一定数いるとされてきました。今回の触覚タッチのアップデートは、これらのユーザーの要望に応える形になりそうです。
 
Appleが3D Touchを廃止したはっきりとした理由はわかっていませんが、一説ではiPhoneとiPadのジェスチャーを同等にするためだったといわれています。3D Touchと異なり、触覚タッチはiPhoneとiPadの両方と利用可能となっています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(lexi)


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