iPhone15 Proの値上げが影響?A17を製造するTSMCの売上高が増加と予測

iPhone15 Pro A17 3nm
 
iPhone15 ProシリーズA17 Bionicを製造するTSMCの2023年第3四半期(7月〜9月)の売上高が、第2四半期(4月〜6月)と比べて約11%増加するとの予測が伝えられました。
 
TSMCは、iPhone15 ProシリーズA17 Bionicを3nmプロセス「N3B」で製造、製造コストが高いことを理由にAppleへの卸価格を値上げしたと噂されています。
 
そのため、iPhone15 Proシリーズの販売価格は200ドル(税込30,000円)値上げされると考えているアナリストがいます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. A17 Bionicを製造するTSMCの売上高が増加するとの予測。
2. A17 Bionicの卸価格を値上げしたのが好影響か。
3. ただし、値上げの影響によりiPhone15 Proシリーズが値上げされる懸念。

A17 Bionicの卸価格が高いと噂

TSMCの2023年第3四半期(7月〜9月)の売上高増加の主な要因は、2023年9月の発売に向けてiPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicの発注数を増やしたからと予測されています。
 
iPhone15 Proシリーズは製造コストが高いA17 Bionicを搭載、チタニウム合金製筐体を採用し、RAM容量が8GBに増加することなどで、販売価格はiPhone14 Proシリーズと比べて200ドル(税込30,000円)値上げされる可能性が高いと、Wedbush証券のアナリストであるダニエル・アイブス氏が伝えていました。

年内の出荷台数がiPhone14シリーズ比10%増となる見込み

iPhone15シリーズの年内の出荷台数は、同時期のiPhone14シリーズの出荷台数である約8,200万台から10%増加した約9,000万台に達するとみられています。
 
そのためのiPhone15シリーズの在庫積み上げが、2023年7月に始まる見通しです。
 
 
Source:経済日報 via Wccftech
Photo:Apple
(FT729)
 
 


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