iPhone向けカメラモジュール増産に対応〜LGがベトナム工場の生産規模拡大

iPhone15 Pro Max periscope AC_1200
 
iPhone15 Pro Max用ペリスコープレンズ搭載望遠カメラを独占供給すると噂のLG Innotekが、iPhone向けカメラモジュールの増産に対応するためベトナム工場に大型投資を行うと、The Elecが伝えました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. LG Innotekがベトナム工場に大型投資を実施、生産能力を2倍に拡大。
2. 同社は、iPhone15 Pro Max用ペリスコープレンズ搭載望遠カメラを独占供給する見込み。
3. ペリスコープレンズ搭載望遠カメラは、iPhone16 Pro MaxとiPhone16 Proも採用すると噂。

iPhone用カメラモジュール供給の最大手であるLG Innotek

シャープiPhone15シリーズ向けカメラモジュールの供給を最後にサプライチェーンから外れることで、LG InnotekによるAppleへのカメラモジュールの供給数が将来的に大幅に増加する見通しです。
 
また、iPhone15 Pro Max用ペリスコープレンズ搭載望遠カメラは、LG Innotekが独占供給するとみられています。
 
ペリスコープレンズ搭載望遠カメラは2024年に、iPhone16 Pro Maxに加えiPhone16 Proにも搭載されると予想されており、その場合はLG Innotekの供給比率が更に増えることになります。

ベトナム工場の生産能力を2倍に拡張する計画

現在、LG Innotekが供給するiPhone用カメラモジュールは、韓国内の坡州工場と亀尾工場が合わせて70%を、ベトナム工場が30%を生産しています。
 
LG Innotekはベトナム工場に大型投資を行い、生産能力を現在の2倍に増加させることを計画しています。
 
ベトナム工場の生産拡大は2024年末に完了し、2025年からiPhone用カメラモジュールの量産を開始する見込みです。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/Twitter
(FT729)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA