2025年に発表されると噂されている有機EL(OLED)ディスプレイ搭載MacBookについて、ディスプレイサイズも含めて仕様が確定していないと、韓国メディアThe Elecが伝えています。
それが原因で、MacBook用OLEDディスプレイパネルを供給するSamsung Displayの製造ライン整備が遅れている模様です。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは2025年にOLEDディスプレイ搭載MacBookを発表すると噂されている。
2. MacBook用OLEDディスプレイパネル製造ラインの整備が遅れている模様。
3. MacBook用OLEDディスプレイパネルのサイズが確定していないのが原因の可能性。
MacBook用OLEDをSamsung Displayが供給と噂
The Elecによれば、Samsung Displayは第8世代OLEDディスプレイパネルの製造ライン整備を進めていますが、発注から納品までに最も時間がかかる蒸着装置の発注がなされていないとのことです。
The Elecは、Samsung Displayはキヤノントッキ製の蒸着装置を発注すると予想しています。
OLED搭載MacBook Air/Proのディスプレイサイズが未確定?
納品に時間がかかるキヤノントッキ製の蒸着装置をSamsung Displayが発注していないのは、第8世代OLEDディスプレイパネルを採用するMacBookの仕様が確定していなのが原因と、The Elecは伝えています。
MacBook用のOLEDディスプレイパネルについて、「MacBook Air向けは1段スタック型で、リフレッシュレートが60Hz固定」「MacBook Pro向けは2段スタック型で、リフレッシュレートが10Hz〜の可変」を採用する方向で検討されていますが、ディスプレイサイズは確定していない模様です。
そのため、第8世代OLEDディスプレイのガラス基板のサイズを、第8.6世代(2,250ミリ×2,600ミリ)で確定させて良いかSamsung Displayが決めかねているのが、キヤノントッキ製の蒸着装置を発注していない理由とThe Elecは述べています。
Source:The Elec
Photo:Paulp(@thesiliconnews)/Twitter
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-543309/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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