Niantic、AppleのVision Pro発表を受け経営方針を転換

ポケモンGO
 
ポケモンGOの開発および運営を行うNianticは、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの発表を受け、自社の経営方針を大きく転換したことが明らかになりました。同社は、新規および今後のARゲームタイトルをすべてキャンセルするとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. ポケモンGOの開発および運営を行うNianticが、自社の経営方針を大きく転換した。
2. 同社は、新規および今後のARゲームタイトルをすべてキャンセルする。
3. 230人の従業員を解雇し、LAゲームスタジオを閉鎖するとのこと。

230人をレイオフ、LAスタジオを閉鎖

Nianticのジョン・ハンケ最高経営責任者(CEO)は本日、「モバイルゲームへの投資の焦点を絞り、当社のコアバリューであるロケーションとローカルソーシャルコミュニティを最も強く体現するファーストパーティゲームに集中する」と従業員に伝えました。
 
具体的には、230人の従業員を解雇し、LAゲームスタジオを閉鎖し、NBA All-Worldの開発を中止し、Marvel: World of Heroesの開発を中断するとのことです。

ポケモンGOは今後も継続予定

リソース削減にも関わらず、ヒットゲームのポケモンGOについては「健全に保ち、永遠のゲームとして成長させる」と、ハンケ氏は述べています。なお、Pikmin BloomPeridotMonster Hunter Nowのサポートも継続されるとのことです。

Vision Proの発表でフォーカスが正しいことが証明された?

注目すべきは、NianticのCEOがApple Vision Proの名前を挙げたことでです。ハンケ氏いわく、(Vision Proは)同社が拡張現実ゲームに注力することが長期的な戦略として有効であることを証明しているとのことです。
 
同氏は、Vision Proは真の屋外拡張現実(AR)デバイスの足がかりになるとも述べており、Nianticの今後の動向に注目が集まっています。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:ポケモンGO
(lexi)


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