iPadとMacBook用のベゼルレスディスプレイの特許を出願〜2.5Dガラス利用

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Appleが現地時間2023年6月29日、iPadとMacBookベゼルレスディスプレイを実現するための特許を米国特許商標庁(USPTO)に出願しました。
 
特許には、ディスプレイで筐体を覆うことができるようにするため、2.5Dガラスを採用すると記されています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、iPadとMacBookでベゼルレスディスプレイを実現する特許を出願した。
2. ディスプレイユニットで筐体を覆うことで、ベゼルレスを実現するアイデアが記されている。
3. ディスプレイ端まで映像を表示できるようにするため、2.5Dガラスを採用する。

2.5Dガラスを採用し、表示光を曲げて端まで表示可能に

現在のiPadとMacBookのディスプレイは、筐体の内側に配置されています。ベゼルレスディスプレイを実現するためには、ディスプレイ(下記図表の134)で筐体(12)が覆われる構造にしなければなりません。
 
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そのためには、ディスプレイ自体(下記図表23の134)が端まで表示可能な構造にする必要があります。現在、ディスプレイユニット自体にもわずかながら非表示領域となる枠(金属枠など)が存在しています。
 
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特許に記されたディスプレイユニットは2.5Dガラス(下記図表の142)を採用し、非表示領域となる枠(金属枠など)と筐体自体を覆えるような構造になります。
 
2.5Dガラスの端まで映像を表示できるようにするため、このディスプレイユニットは表示光を曲げる構造を備えると特許には記されています。
 
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この構造や仕組みは、Apple Watch Series 7で採用されたディスプレイに似ているように見受けられます。
 
Apple Watch Series 7 AppleEvent 2021年9月
 
 
Source:USPTO via AppleWorld.Today
Photo:ZONEofTECH/YouTube
(FT729)


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