Appleは、iPhoneガラスの表面加工技術に関する一連の新たな特許を取得したことが明らかになりました。「化学強化・テクスチャー加工ガラス製ハウジング・メンバー」と名付けられた特許には、ガラスをさらに強化するための方法が説明されています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleはiPhoneガラスの表面加工技術に関する一連の新たな特許を取得した。
2. ガラスを化学的にさらに強化するための方法が説明されている。
3. 9人の発明者の名前が記されており、そのうち6人が日本の技術者である点が特筆すべき。
多くの日本の技術者が貢献
Appleが取得した新たな特許「Chemically Strengthened and Textured Glass Housing Member」には、9人の発明者の名前が記されていますが、そのうち6人が日本の技術者である点が特筆すべきと言えます。
本特許では、電子デバイスのハウジングのためのガラス部材を対象としており、「アルミノシリケートガラス基板」「溶融複合コーティング」「イオン交換層」などにより、ガラスを化学的に強化し、強度および/または靭性を向上させることができるそうです。
iPhone15シリーズには、Gorilla Glass Victus 2が採用されるといわれています。Gorilla Glass Victus 2は、「コンクリートのような表面の粗い場所における落下時」の耐衝撃性能の向上に焦点をあてて開発が行われたとされています。
Source:Apple/USPTO via Patently Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-544054/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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