Googleが、完全専用設計のシステム・オン・チップ(SoC)、Tensor G5を2025年にリリースすることを計画していると、The Informationが伝えました。
TensorやTensor G2は、Samsung製SoCをベースにカスタマイズしたものです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Googleが、完全専用設計のSoC、Tensor G5を2025年にリリースすることを計画している。
2. TensorやTensor G2は、Samsung製SoCをベースにカスタマイズされている。
3. Tensor G5の製造委託先はTSMC、製造プロセスは3nmになるとみられている。
TSMCの3nmプロセスでの製造を計画
The Informationによれば、2024年モデル向けTensor(仮称:Tensor G4)でGoogleは、Samsung製SoCをベースにしながらもGPUやオーディオ周りなど多くを専用設計品に置き換えるとのことです。
その後、2025年モデル向けのTensor G5にて製造委託先をTSMCに変更、3nmプロセスでの製造を計画していると、The Informationは伝えています。
2024年の量産を計画していたが、設計完了に遅れ
Googleによる完全専用設計のTensorのコードネームは「Redondo」で、本来は2024年モデルへの搭載を予定していましたが、設計完了が遅れたことから、2023年初頭にTSMCに対して設計図が渡された模様です。
今後、完全専用設計のTensorことTensor G5はTSMCでの試作が行われた後、2025年モデルへの搭載に間に合うよう量産が進められる見通しです。
Source:The Information via 9to5Google
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-544288/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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