MacBook用OLED、第8.7世代ガラス基板によるIGZO方式を開発と専門家予想

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Display Supply Chain Consultants(DSCC)の最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、MacBook Pro用の有機EL(OLED)ディスプレイパネルは、第8.7世代(2,290ミリ x 2,620ミリ)ガラス基板を用い、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)、O(酸素)により構成されるIGZO方式で開発されていると、Twitterで伝えました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは、2027年モデルのMacBook ProにOLEDディスプレイを搭載することを計画していると噂されている。
2. MacBook Pro用OLEDディスプレイパネルは、第8.7世代(2,290ミリ x 2,620ミリ)ガラス基板を用いる。
3. MacBook Pro用OLEDディスプレイパネルは、IGZO方式で開発されていると専門家が指摘した。

反応速度が速く、電力効率に優れるIGZO方式

ヤング氏の指摘は、「2027年モデルのMacBook Pro用OLEDディスプレイパネルの開発は、第8世代ガラス基板を用いた低温ポリシリコン(LTPS)方式で行われる」というPatently Appleの報道(その元ソースは韓国メディアThe Elecの報道)は誤っていると指摘する意味でなされたものです。
 
OLEDディスプレイのバックプレーンとしてIGZO方式を採用することで、LTPS方式よりもリフレッシュレートが高く電力効率に優れたものになる見通しです。

Samsung DisplayとLG Displayが開発中

MacBook Pro用OLEDディスプレイパネルは、Samsung DisplayとLG Displayが開発していますが、LG Displayの開発は遅れているとThe Elecが報じていました。
 


 
 
Source:Ross Young(@DSCCRoss)/Twitter
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)


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