Appleの世界開発者会議(WWDC23)における発表、そして現在公開されている開発者版ベータを見る限り、今年リリースされる各OSは、比較的マイナーなアップデートに見えます。
米メディアBloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」有料版において、読者の質問に答える形で、その理由を説明しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2023年にリリースされる各OSはいずれも比較的マイナーアップデートとなる。
2. その理由は2つあり、1つめは今年はバグ修正の年であるため。
3. 2つめの理由はVision ProとvisionOSに集中するため。
今年のAppleの各OSはいずれもマイナーアップデート?
Appleは現在、iOS17、iPadOS17、watchOS10、macOS Sonoma、tvOS17の開発者版ベータをリリースしており、今月中に登録ユーザー向けのパブリックベータ、そして秋には全OSの正式版をリリースする計画です。
これらのOSについて、「Power On」の読者が、今年行われるAppleソフトウェアのアップデートが、前年に比べてマイナーであることの理由を質問しました。
マイナーアップデートとなった理由は2つ
ガーマン記者はこの問いに対し、「2023年のアップデートについては、もともと目立った新機能を追加するという計画は存在していないと思う」とし、今年がマイナーアップデートになっている理由は「2つある」と述べています。
ガーマン記者によると、ひとつめの理由は、Appleが今年はバグの修正に集中したいと考えているため、そしてもうひとつの理由は、来年発売するVision Proと専用OSであるvisionOSの開発に人員を割くためであるとのことです。
特にiOS17については、目立った新機能は追加されておらず、より軽く動くこと、つまりパフォーマンスの向上に力が入れられているとガーマン記者は記しています。
その例として同記者は、iPhoneを充電中に時計や写真などが自動的に表示される「スタンバイモード」の追加や、写真アプリの機能向上を挙げています。
Source:Power On(有料メール)
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-544479/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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