Vision Pro用DRAMのチャネルは512ビット幅、転送レート2倍を実現と報道

Vision Pro M2 R1
 
Vision Proに搭載されるDRAMSK Hynixが製造する専用設計品で、チャネルは512ビット幅で転送レートは一般的なDRAMの約2倍を実現していると、BusinessKoreaが報じました。
 
このDRAMが開発された理由についてBusinessKoreaは、R1チップに最適化されたものが求められたためと説明しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Vision Proに搭載されるDRAMは、SK Hynixが製造する専用設計品。
2. このDRAMのチャネルは512ビット幅で、転送レートは一般的なDRAMの約2倍が実現された。
3. R1が遅延なくデータ処理できるようなDRAMが開発され、接続にも配慮がなされている模様。

Vision Pro用の専用設計品を搭載

BusinessKoreaは、SK Hynixが製造するVision Pro専用のDRAMについて、チャネルは512ビット幅でLPDDR5Xの8倍に達し、それに伴い転送レートも一般的なDRAMの約2倍が実現されたと述べています。
 
このDRAMはR1チップからの配線長が最短になるよう隣接して配置されており、あたかも1つのチップのように(ユニファイドメモリのように?)機能すると、BusinessKoreaは伝えています。
 
こうした構成により、Vision Proは人間の瞬きの8倍にあたる12ミリ秒(ms)という高速で画面を更新する機能が実現されました。
 
 
Source:BusinessKorea
Photo:Apple(米国)
(FT729)


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