Apple Watch Ultra(第2世代)の部品製造に3Dプリンター活用〜クオ氏

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TF International Securitiesのアナリストであるミンチー・クオ氏が、2023年下半期(7月〜12月)に発売されるApple Watch Ultra(第2世代)の部品製造には3Dプリンターが活用されているとの調査結果を報告しました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Watch Ultra(第2世代)の部品製造において、3Dプリンターが活用されていると報告された。
2. 3Dプリンターを活用することで、製造時間の短縮と製造コスト削減に繋がっている。
3. iPhone15 Proで導入されると噂のチタニウム合金製筐体の製造にも、将来的に3Dプリンターが活用されるかもしれない。

3Dプリンターでチタニウム合金製部品を製造

クオ氏によれば、Apple Watch Ultra(第2世代)の部品製造において3Dプリンターが用いられているのは、チタニウム合金製部品の一部の製造工程とのことです。
 
3Dプリンターで製造されたチタニウム合金製部品はそのままでは使えず、コンピューター数値制御(CNC:Computer Numerical Control、)加工工程を追加する必要がありますが、それを含めても製造時間の短縮および製造コストの削減に繋がると、クオ氏は述べています。
 
これらの工程にはサプライヤーとして、IPG Photonics、Farsoon、BLTが参画しているとクオ氏は伝えています。

iPhone16 Proシリーズの製造に応用される可能性も

Appleは、iPhone15 Proシリーズの筐体素材としてチタニウム合金を採用すると噂されています。
 
Apple Watch Ultra(第2世代)で3Dプリンターを活用することの有用性が確認された場合、iPhoneの製造にも応用されると予想されます。
 
 
Source:郭明錤(Ming-Chi Kuo)/medium
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)


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