Apple、スマホ市場が8四半期連続で縮小する中、第2四半期に過去最高シェアを記録

iPhone 2023
 
Appleが、2023年第2四半期(4月〜6月)に、この時期としては過去最高となる市場シェアを獲得したと、調査会社Counterpointが報告しました。
 
スマートフォン市場(販売台数)は、2022年第2四半期(4月〜6月)比8%減、2023年第1四半期(1月〜3月)比5%減と、8四半期連続で縮小しました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleがスマートフォン市場において、第2四半期(4月〜6月)としては過去最高のシェアを獲得した。
2. スマートフォン市場自体は、米国、西ヨーロッパ各国、日本などで縮小している。
3. インドなど、新しい市場でiPhoneの販売台数が増加している。

Apple、第2四半期(4月〜6月)として過去最高のシェアを獲得

2023年第2四半期(4月〜6月)の販売台数をもとにした各社のシェアは、1位がSamsungで22%、2位がAppleで17%、3位がXiaomiで12%、4位がOPPOで12%、5位がVivoで8%、その他が31%でした。
 
Appleが記録した17%の実績は、第2四半期(4月〜6月)としては過去最高でした。
 
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地域により市場成長率に明暗

Appleはハイエンドスマートフォン市場で好調さを維持しており、これまではローエンド〜ミッドレンジスマートフォンの販売が主流だったインドにおいて、2022年第2四半期(4月〜6月)比で50%増の販売台数を記録しました。
 
こうした成長市場に対し、米国、西ヨーロッパ各国、日本のスマートフォン市場は縮小しており、各社が販売台数を減らしたとCounterpointが報告しています。
 
 
Source:Counterpoint via Patently Apple
Photo:Apple
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