Appleの主要サプライヤーであるFoxconnのインド子会社が2022年、Appleから3,300万ドル相当の「機器」を購入していたことが、Hon Hai Precision Industryが関連機関に提出した文書から明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Foxconnのインド子会社がAppleから3,300万ドル相当の機器を購入していた。
2. この機器はiPhone15生産用である可能性が高い。
3. Appleデバイス生産地としてのインドの重要性が高まっている。
インド子会社がAppleから機器を購入
文書によればFoxconnのインドの子会社は、Apple Operations Ltd.から3,300万ドルで機器を購入しています。
この「機器」の用途は記されていないものの、iPhone、特に次のiPhone15シリーズの生産用であり、新たな機器の購入はインドにおけるiPhone生産の規模が拡大していることを意味するのではと、Bloombergは推測しています。
またBloombergはこの文書の内容が、Appleにとって大切なサプライヤーであるFoxconnが、iPhone生産に必要な機器を購入するための費用を、Appleが支援していることを伺わせるとも記しています。
インドの生産地としての重要性が高まる
iPhoneを含むApple製品の生産地としてのインドの重要性は年々高まっています。
2022年4月〜8月(5カ月間)のインドからのiPhone輸出額は10億ドルを超え、2022年の新モデルであったiPhone14シリーズは、発表からまもなくインドでの生産が開始されました。
それまではインドで生産されるiPhoneは旧モデルが中心であり、これほど早く最新モデルが生産開始されることはありませんでした。
2022年通年でのインドにおけるiPhone生産は70億ドル以上に達し、インド全体でのスマホ生産の約7%を占めたとのことです。
またAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は今年4月にインドを訪問、ナレンドラ・モディ首相と会談を行い、インドへの投資を約束しています。
Source:Bloomberg
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-545687/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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