新型iPhoneは例年、9月に発表・発売されていますが、2023年のiPhone15は発売時期が数週間遅れて10月にずれ込む、との予測をアメリカの大手金融機関Bank of Americaのアナリストであるワムシ・モハン氏が投資家向けレポートで発表しました。遅れる理由については明らかにされていません。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズの発売が数週間遅れる、と米金融機関アナリストが予測。
2. 遅れる理由やモデルは明らかにされていないが、予測どおりなら発売は10月。
3. 影響でAppleの6月〜9月期売上高、iPhone販売台数が約5%減少すると予測。
iPhone15の発売が第4四半期にずれ込む?
Appleサプライヤーの動向を調査しているワムシ・モハン氏は投資家向けの分析レポートで、iPhone15シリーズの発売が数週間遅れて、2023年第4四半期(10月〜12月)にずれ込むとの見解を発表しました。
新型iPhoneは9月に発表、発売されるのが近年の恒例であることから、同氏の予測どおりならiPhone15の発売は10月ということになります。
iPhone15の発売が遅れる理由や、iPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxの4モデルとみられるiPhone15シリーズのうち、発売が遅れるモデル名について、同氏は明らかにしていません。
iPhone15シリーズのうち、最上位モデルであるiPhone15 Pro Maxには、高倍率での望遠撮影が可能なペリスコープレンズを搭載すると噂されています。
Appleの6月〜9月期売上高を約5%押し下げか
モハン氏は、iPhone15の発売時期が遅れることで、6月〜9月の四半期におけるiPhone販売台数は市場コンセンサスの5,100万台を約6%下回る4,800万台と予測しています。
また、同四半期の売上高は、市場コンセンサスの916億ドル(約12兆7,800億円)よりも約5%少ない、871億ドル(約12兆1,490億円)と予測しています。
Appleが開催する業績発表会にしばしば出席しています。Appleは次回、現地時間8月3日に2023年4月〜6月の四半期業績を発表予定です。
Foxconnが大規模求人でiPhone15の生産遅れを挽回との報道も
Apple最大のサプライヤーであるFoxconnが、8月のiPhone15シリーズの量産本格化に向けて求人を強化しており、生産の遅れを取り戻すためではないかと伝えられています。
2022年のiPhone14シリーズは9月7日に発表され、iPhone14 Plus以外のモデルは9月16日に発売されましたが、iPhone14 Pusは中国のゼロコロナ政策の影響もあり10月7日にずれ込みました。
2020年は、iPhone12シリーズが10月13日に発表され、iPhone12とiPhone12 Proは10月23日、iPhone12 miniとiPhone12 Pro Maxは11月13日に発売されています。
Source:Barron’s via MacRumors
Photo:4RMD/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-545812/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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