Apple Payの後払い機能、サービス開始から数カ月で存在感を示していると報告

Apple Pay Later
 
Apple Payの後払い決済(BNPL)機能米国内で今年3月末に提供が始まったばかりですが、すでにライバルサービスに対して存在感を示しており、市場シェア3位に食い込んでいることが、J.D. Powerの調査で明らかになりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Payの後払い決済は、米国内で3月末に提供が始まったばかり。
2. しかし、すでにライバルサービスに対して存在感を示しており、市場シェア3位に食い込んでいる。
3. テクノロジーブランドとしての信頼や、既存のApple Payのユーザーベースが成功の鍵だという。

テクノロジーブランドとしての信頼が成功の鍵に

J.D. Powerが8,000人の米国ユーザーを対象に行ったアンケート調査によれば、Apple Payの後払い機能は、市場シェア39%のPayPal、市場シェア33%のAfterpayに次ぐ、市場シェア19%を獲得しており、すでに確立されていたSezzleやZipのシェアを上回っているとのことです。
 
新参者のAppleがサービスのローンチ後すぐにシェアを獲得できた理由のひとつとして、テクノロジーブランドとしての信頼があるといいます。「既存のBNPLユーザーが、信頼できるブランドの新しい支払いオプションを試してみようとした結果かもしれない」とJ.D. Powerは報告書の中で述べています。

Apple Payのユーザーベースも有利に作用

Appleの後払い機能は、Apple Payが利用可能な場所であればどこでも利用できるため、消費者は簡単にサービスを使い始めることができます。Apple Payはすでに米国の小売店の85%以上で利用可能となっていることを踏まえると、そのリーチの広さが伺えます。
 
ライバルサービスが加盟店の受け入れ態勢を一から構築しなければならなかったことを考慮すると、すでに大きなユーザーベースを持つAppleの後払い機能が急速に拡大したのも納得がいくところです。
 
 
Source:J.D. Power via AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)


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