Appleが、iPhoneやiPadなどの筐体素材として、新しい7000系アルミニウム合金の採用を検討していることが米国特許商標庁(USPTO)に出願された特許から明らかになりました。
特許の内容から、筐体素材として用いる新しい7000系アルミニウム合金は「材料特性と外観が優れたもの」になることが考えられると、Patently Appleが述べています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、新しい7000系アルミニウム合金を用いた筐体に関する特許を出願した。
2. 新しい素材を用いることで、耐久性と耐腐食性が向上することが期待される。
3. 7000系アルミニウム合金として、超々ジュラルミン(7075)が知られている。
新素材で、耐久性と耐腐食性が向上
今回出願された特許に記された7000系アルミニウム合金は、iPhone6sシリーズ以降に用いられているものとは異なるようです。
新しい7000系アルミニウム合金を採用する目的について特許から、アルマイト処理された表面の耐久性、耐腐食性の向上を実現することが考えられるとPatently Appleは推察しています。
特許には、7000系アルミニウム合金の具体的な品番が記載されていませんが、航空宇宙産業分野で用いられているものとして超々ジュラルミンで知られる7075があります。超々ジュラルミンは、自動車用ホイールなどで実用化されていました。
Source:USPTO via Patently Apple,超超ジュラルミン鍛造1ピースホイール RI-D/BBSジャパン,日本圧延工業
Photo:iFixit
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-546054/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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