ランニング中に足を滑らせて転倒し、肋骨を骨折して肺が圧迫されて動けなくなっていたランナーが、Apple Watchを使って救急隊に連絡し救助された事例が報告されました。
このランナーが路面に横たわっている際におよそ100台の車が車道を通り過ぎていきましたが立ち止まる者はなく、Apple Watchを装着していて本当に良かったとランナーは語っています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. ランニング中に足を滑らせて転倒し負傷したランナーが、Apple Watchの緊急通報機能で救助された。
2. 転倒検出機能は動作しなかったが、自身でサイドボタンを長押しして救急隊に連絡できた。
3. 激痛のため、iPhoneを取り出すことすらできなかったとランナーは語る。
携帯電話も取り出せないような激痛の中、Apple Watchで通報
ノルウェー在住のロバート・ネース氏(59歳)がいつものランニングコース午前7時から走っていたところ、足を滑らせて脇腹を強打しました。
その衝撃でネース氏の肋骨が折れ、片方の肺を圧迫したことで呼吸も困難になりました。
ネース氏は救急隊を呼ぶ必要があると感じましたが、激痛のためiPhoneを取り出すことができませんでした。
ネース氏はApple WatchとAirPodsを装着していたので、iPhoneを使うこと無くApple Watchのサイドボタンを長押しして救急隊に連絡しました。
通報から15分後に、救急隊が到着して病院に搬送
救急隊が到着するまでの15分間の間に、ネース氏が倒れている横をおよそ100台の車が通り過ぎていましたが、立ち止まる者はなかったとのことです。
病院での診察の結果、ネース氏の肋骨が折れて肺を圧迫し、心臓にも負担がかかっていたようです。
ネース氏は、Apple Watchを装着していて本当に良かったと述べています。
Source:Verdens Gang via AppleInider
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-546119/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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