AppleのAI開発に遅れ〜来年にサービスが発表されることはない?

Apple GPT
 
OpenAIが開発する人工知能(AI)チャットボットChatGPTが大きな注目を集める中、Appleも独自のAIプロジェクト「Apple GPT」に取り組んでいると報じられたのは7月のことです。どのようなサービスとしてAppleがAIプロジェクトを披露するのか気になるところですが、Appleサプライチェーンに詳しいアナリストの人物によれば、来年AppleのAIプロジェクトがローンチすることはないとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは独自のAIプロジェクト「Apple GPT」に取り組んでいる。
2. 著名アナリストによると、来年AppleのAIプロジェクトがローンチすることはないとのこと。
3. AIプロジェクトの具体的な計画は今のところ明らかになっていない。

AIが株価を押し上げることはない

アナリストのミンチー・クオ氏によれば、AppleのジェネレーティブAI技術は他社に比べて大きく遅れをとっており、同社が来年AIサービスを開始するという兆候は現在のところないとのことです。
 
同氏のMediumへの投稿によると、Appleは決算説明会でAIについての議論であまり時間を割かない見込みで、AIがAppleの株価を押し上げることは当面ないとみられてます。

社内で用途を検討中か

Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、ChatGPTなどのAI技術の利用について慎重な姿勢を貫いており、社内でも限られた領域でしか利用が許されていないとされています。
 
AppleCareのスタッフのサポートにAIが使用される可能性があるともいわれていますが、今のところ具体的な計画は明らかになっていません。
 
 
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Medium via MacRumors
(lexi)


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