iPhone15 Pro用A17 Bionicの性能向上率35%〜不良品は製造元負担

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iPhone15 ProシリーズA17 BionicTSMCが3nmプロセスで製造歩留まり率は70%〜80%であるためおよそ5分の1は不良品ということになりますが、その分のコストはTSMCが負担することでAppleと契約を締結していると、The Informationが報じました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicは、TSMCの3nmプロセスで製造。
2. 製造時に発生した不良品の分のコストは、TSMCが負担することでAppleと合意している。
3. iPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicはの処理性能は、35%向上している。

製造コストは高いが、性能向上率35%を実現

iPhone15 ProシリーズA17 Bionicを製造するTSMCの3nmプロセスは立ち上げからそれほど時間が経過していないこともあり、製造コストが高止まりしていると指摘されていました。
 
そのため、Appleが発注を見合わせたとの報道もありましたが、最終的にiPhone15 ProシリーズA17 Bionicの製造委託契約に至ったのは、不良品が発生してもその分の製造コストはTSMCが負担することになったのが理由のようです。
 
これには、TSMCの3nmプロセス製造ラインに関してAppleが開発費を投資していることが関係していると、The Informationは指摘しています。
 
こうして製造されたiPhone15 ProシリーズA17 Bionicは、処理性能が35%向上すると、The Informationは伝えています。
 
 
Source:The Information via China Times
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)


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