Apple Payの新CM2本が公開。支払いの素早さをコミカルに描く

Apple Pay 広告「The Dance」
 
米Appleは、Apple Payの新作動画広告「The Dance」と「Captcha」の2本を公開しました。Apple Payを使った支払いが、店頭の対面レジでもオンラインショッピングでもスムーズであることをコミカルにアピールしています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Payの決済の簡単さをアピールするCM動画が公開された。
2. レジでの決済、オンライン決済ともApple Payの素早い決済が際立つ。
3. Apple Payは2014年に発表され、日本では2016年秋に利用可能になった。

 

スーパーのレジでの支払いを描いた「The Dance」

米Appleが公開した、Apple Payの新作動画広告「The Dance」は、スーパーマーケットのレジが舞台です。買い物客の女性が、カード決済端末でうまく決済できないトラブルに巻き込まれてしまいます。
 
店員から支払額を告げられ、カード決済端末にカードを入れる女性。
 
Apple Pay 広告「The Dance」
 
女性がカードを取り出すとピーッと警告音が鳴ります。「あぁ…少しだけ、取り出すのが早かったようです。もう一度カードを入れて、音が鳴るまでお待ちください」と店員。
 
Apple Pay 広告「The Dance」
 
再度カードを入れて、音が鳴ってから女性が少し安心した表情でカードを取り出すと、また警告音が。「あぁ…今度は少し遅かったですね」と店員。
 
Apple Pay 広告「The Dance」
 
女性は苛立ちを隠せない表情で「音が鳴るまで待つよう言いましたよね」と言い返します。
 
Apple Pay 広告「The Dance」
 
店員に「2つ音があるんです。今のはピーッ、あなたが待つのはピーです。違い、わかります?」と言われて、うんざりした表情の女性。レジにはイライラした様子のお客さんが列を作っています。
 
Apple Pay 広告「The Dance」
 

「カードを平らに入れてみましょう、飛行機の着陸のように。数えますよ。はい、3、2、1」とやり取りしている後ろのレジでは、iPhoneで顔認証をしてApple Payで一瞬で会計を済ませ、笑顔で立ち去る男性に「Apple Payで支払いましょう」の文字が重なります。
 
Apple Pay 広告「The Dance」
 
女性のレジでは、「あ、待って、うん、取り出して、それで…」と店員とのやりとりが続いています。
 
「The Dance」の動画はこちらでご覧ください。再生時間は約30秒です。
 

 

オンラインショッピングが舞台の「Captcha」

「Captcha」は、オンラインショッピングが舞台です。お気に入りのテーブルランプを見つけた女性が「あなたは私のものよ」とつぶやきながら決済に進みます。
 
Apple Pay 広告「Captcha」
 
ネットサービスでよく見かける「私はロボットではありません」にチェックをつけて、信号の画像を選択するよう求められますが「入力が正しくありません」とエラーが出てしまいます。
 
Apple Pay 広告「Captcha」
 
次の質問は「牧場にいる動物をすべて選んでください」です。9種類の動物が並んでいます。
 
Apple Pay 広告「Captcha」
 
「犬…犬は牧場でヒツジを追うわね」「待って、犬がヒツジを追う?」「羊はどうやって移動するの?」「やっぱり犬でしょう」と悩んだ末に犬を選択すると、再び「入力が正しくありません」のエラー表示。
 
Apple Pay 広告「Captcha」
 
「犬がヒツジを追うこともあるじゃない」と不満げな女性は「犬がヒツジを追うことだってあるじゃない!」と叫んでしまいます。
 
Apple Pay 広告「Captcha」
 
別の部屋でオンラインショッピングをする女性は、聞こえてきた叫び声に驚きつつも、MacでTouch IDを使って、Apple Payで決済を完了させています。
 
Apple Pay 広告「Captcha」
 
「犬はヒツジを追うんだっけ?」と自分に問いかける先ほどの女性に、「Apple Payで支払いましょう」の文字が重なります。
 
Apple Pay 広告「Captcha」
 
次に画像選択の質問を見たら思い出してしまいそうな動画はこちらでご覧ください。再生時間は約30秒です。
 

 

2014年9月に発表されたApple Pay

Apple Payは、2014年9月にiPhone6やApple Watchと同時に発表され、アメリカでサービスが開始されました。もうすぐサービス発表から10年目に入ります。

 
日本では、iOS10.1(2016年10月公開)で、Suica、QUICPay、iDに対応しApple Payサービスが開始されました。来日したAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、サービス開始よりひと足早くiPhoneのSuicaでJR山手線の改札を通過するデモンストレーションも披露しました。

 
現在では、nanacoやWAONに拡大したほか、PASMOICOCAも利用可能となっています。
 
2020年9月の時点で、世界全体の51%にあたる5億700万台のiPhoneでApple Payが有効になっているとの調査結果も公開されています。
 
Apple Payは、最近ではベトナムやチリに利用可能地域を拡大しています。

 
 
Source:Apple/YouTube (1), (2)
(hato)


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