AirTagでロストバゲージを取り戻した事例がまた報告〜航空会社を納得させるのに難渋

AirTag 1200
 
AirTagの位置情報を確認することで、ロストバゲージを取り戻した事例がまた報告されました。
 
今回の事例では、スーツケースがどこにあるかについてユーザーと航空会社の間で意見の齟齬があり、AirTagの位置情報を示しても航空会社が納得しなかったことから、見つけ出すまでに手間がかかったようです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. エア・カナダとユナイテッド航空を利用しようとしたユーザーで、ロストバゲージが発生。
2. AirTagの位置情報と、航空会社の説明に食い違い。
3. 最終的に、ユーザー自身がAirTagの位置情報に基づきスーツケースを発見。

フライトキャンセルに伴うフライトの変更でロストバゲージ

Air Canadaを利用したユーザーでのロストバゲージの事例が、2023年1月に続きまた報告されました。
 
ことの発端は、カナダ在住のウィンストン・シー氏がシカゴからトロント・ピアソン空港へのエア・カナダ便に搭乗しようとした際に、同便がキャンセルされたことでした。
 
シー氏はユナイテッド航空を利用し、ワシントン・ダレス空港経由でトロントに移動することを計画、無事、ピアソン空港に降り立ちました。
 
しかし、ユナイテッド航空はエア・カナダ便からシー氏のスーツケースを移動させたと説明していたにも関わらず、いつまでたっても出てきません。

航空会社は荷物の状況を把握できず、ユーザーが自身で見つける

シー氏がユナイテッド航空に確認すると、スーツケースはピアソン空港に到着しているとの返答でしたが、AirTagの位置情報はダレス空港を示しています
 
シー氏はユナイテッド航空と交渉し、改めてダレス空港からピアソン空港に運ぶことを約束させました。
 
しかし、混乱はまだ続きます。今度は、AirTagの位置情報でシー氏のスーツケースがピアソン空港に到着しているのが確認されたにも関わらず、ユナイテッド航空は、まだダレス空港にあると説明したようです。
 
結局、シー氏はピアソン空港を訪れ、AirTagの位置情報をもとに自身でスーツケースを見つけ出し、ユナイテッド航空とエア・カナダの担当者に説明してやっと受け取ることができました。
 
今回の事例から、シー氏のスーツケースにAirTagが装着されていなかったら、見つけ出すのはかなり困難だったと考えられます。
 
AirTag lost
 
 
Source:Daily Hive via iPhone in Canada
Photo:Apple
(FT729)


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