iPhone15シリーズに同梱されると噂の編み込み式被覆を持つUSB-Cケーブル(以下、編み込み式USB-Cケーブル)の仕様を確認した結果、充電速度は最大45ワット(W)〜最大60Wに対応することが確認されました。
また、データ転送速度を測定した結果、USB2.0の速度に準拠していることが明らかになりました。そのため、高速データ転送を利用したい場合は、別途販売されるAppleの専用ケーブルが必要になるかもしれません。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズに同梱されると噂の、編み込み式USB-Cケーブルの仕様が確認された。
2. 充電速度は最大45W〜60Wに対応、データ転送速度はUSB2.0に準拠している。
3. MFi認証による制限は設けられない可能性が高い。
編み込み式USB-Cケーブルの仕様を確認
Majin Bu氏(@MajinBuOfficial)がiPhone15シリーズに同梱される編み込み式USB-Cケーブルの仕様を確認、下記のように報告しています。
- 長さは1.6メートル
- 100W(50V=2A)に対応する際に必要なeMarkerを内蔵していない
- 電流値の実測は3A(アンペア)
- 電流値の測定結果から、iPhone15 Proシリーズの充電速度は最大50W(20V=2.5A)か最大45W(15V=3A)、40W〜50Wの間のいずれかに対応すると予想される
- データ転送速度は30MB/秒、これはUSB2.0に準拠している
- 編み込み式USB-Cケーブルの端子には、Thunderbolt 4対応ピンが存在しない
- 高速データ通信を利用するには、別売の専用ケーブルが必要になると推察された
報告された仕様通りだとすれば、iPhone15シリーズで高速充電を利用するのにMFi認証USB-Cケーブルを用意する必要はなさそうです。
ただし、高速データ転送を利用する際は、Thunderbolt 4ケーブルが必須となるかもしれません。
iPhone 15 Usb C Cable Details pic.twitter.com/hkQHhmb78g
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) August 22, 2023
Source:Majin Bu(@MajinBuOfficial)/X
Photo:Apple Hub/X
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-549849/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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