Dreameの汎用ヒューマノイドロボットや4足歩行ロボットなど、世界ロボット大会で注目集める

Dreame Technology(以下、Dreame)は、北京で開催された世界ロボット大会2023(World Robot Conference:以下、WRC)に出展。

多様なロボットを発表し、ロボットのエコシステムとテクノロジーの研究開発(R&D)、サプライチェーン、生産・製造などの分野にわたる幅広い競争力をアピールしました。

高い技術力でスマート掃除機を開発するDreame

Dreameは、「ハイテクノロジーを、もっと毎日の生活へ」というビジョンのもと、ハイテクノロジーのスマート掃除機の研究開発、製造、販売を行うグローバル企業です。

現在、中国・アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど世界120以上の国と地域で展開中。2023年2月には、自動ゴミ収集ステーション付きロボット掃除機「DreameBot D10 Plus」をAmazon.co.jpで発売し、日本市場へ本格参入しました。

同社の強みは、高速デジタルモーター技術をはじめ、流体力学、SLAM(リアルタイム位置検知及びマッピング)アルゴリズムなど数々の領域における高い技術力です。

汎用ヒューマノイドロボットなど幅広いロボットを披露

今回のWRCでDreameは、汎用ヒューマノイドロボット、民生用バイオニック4足歩行ロボット、産業用4足歩行ロボット、ワイヤレスロボットプールクリーナー、業務用食品配達ロボットなど、幅広いロボットを発表し、会場の注目を集めました。

「Universal Humanoid Robot(ユニバーサルヒューマノイドロボット)」は、ディープマシンラーニング(深層機械学習)モデルとトレーニングを使用して、さまざまな環境で多様なカップやツールを識別し、正確なラテアートを作ることができます。

身長178 cm、体重56kg、全体の稼働箇所は44箇所。各脚には6つの稼働箇所を持ち、片脚で立つことができ、強い衝撃を受けてもしっかりと歩き続ける堅牢性も備えています。今年3月の発表以来、研究室の外でその動きを誇示し、人々に手を振りながら屋内外を歩き回っているようです。

民生用バイオニック4足歩行ロボット「Dreame Dog」は、頭部・ボディー調整機能と15の稼働箇所を備え、力強く機敏に動きます。また、5次元の知覚システムがあり、感情的な反応を表示できます。

「Dreame Dog」の機能は、オープンソースとオープンSDKの両方をサポートしており、2次開発や科学研究、教育、そのほかの分野での利用が可能です。

このほか大会では、優れた障害物回避能力を誇り、警備や救助などの任務に最適な産業用4足歩行ロボットが人や物を運ぶ様子を実演したり、スマート配膳ロボットがゲストの着席・配膳・パトロールなどのモードを切り替えて、あらゆる商用シナリオを網羅できることを示したりしました。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000116327.html

(文・Higuchi)


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