Threads、英語圏とスペイン語圏でキーワード検索機能の提供開始。日本では利用不可

Threads キーワード検索
 
Metaのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は現地時間9月7日、SNS「Threads」でキーワード検索機能の提供を開始したと発表しました。同日より、英語圏とスペイン語圏のほとんどの国で利用できるようになるということです。
 
同社は1週間前に、オーストラリアとニュージーランドでキーワード検索機能のテストを開始し、Instagram及びThreadsのアダム・モッセリCEOは、「すぐに他の英語圏の国でも展開し、早急に対応言語を追加していく計画である」としていました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Threads、英語圏とスペイン語圏でキーワード検索機能の提供を開始。
2.他の言語圏でも、近日中に利用できるようになる可能性。
3.EUのデジタル市場法の影響で、ヨーロッパではThreadsは提供されていない。

キーワード検索機能が利用可能に

Threadsではこれまで、他のユーザーアカウントの検索しかできませんでした。それは、ThreadsはInstagramの一部であり、写真のキャプションに対するテキスト検索はそれほど求められていないからです。
 
ザッカーバーグCEOのThreadsの投稿には、「近日中に続報がある」と追加されているため、他の言語圏の国々でも、近日中にキーワード検索機能が利用できるようになる可能性があります。

ヨーロッパ諸国ではThreadsは提供されず

なお、「英語圏とスペイン語圏のほとんどの国」に含まれないのが、ヨーロッパ連合(EU)に含まれる全ての国です。Metaは、EUのデジタル市場法(DMA)をめぐる規制との関係が不透明であるため、ヨーロッパではThreadsを提供しないことを決定しています。
 
公式アプリが発表されていないヨーロッパでは、Threadsの偽アプリがApp Storeでランキング上位になるという事例も発生しています。なお、このアプリは既にApp Storeから削除されているということです。

Threadsについて

Threadsは、旧Twitter(現X)と競合するテキスト主体のソーシャルアプリとして2023年7月6日にリリースされました。リリース後最初の7時間で、1,000万人以上が同アプリをインストールし、開設からわずか4日で登録者数1億人を突破しています。
 
7月18日には、Threads初となるメジャーアップデートが公開され、翻訳機能やフォロータブなどが追加されました。
 
しかし、登録者数は一気に増えたものの、デイリーアクティブユーザー数は1週間後には開設当初の半数以下に減少したことが明らかとなりました。
 
約1カ月後の7月31日時点では、デイリーアクティブユーザー数がピーク時の約4,400万人から82%減少した(Androidユーザーのみの計測)とも報じられています。
 
日本では現在、キーワード検索機能は利用できず、いつ展開されるのかも不明です。
 

ThreadsThreads
カテゴリ:ソーシャルネットワーきんぐ
現在の価格:無料

※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:Mark Zuckerberg/Threads via 9to5Mac
(m7000)


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