Vision Pro(第2世代)用マイクロOLEDディスプレイ生産開始が遅延懸念

Vision Pro
 
LG Displayが、2023年中のマイクロ有機EL(OLED)ディスプレイ生産ラインの建設を断念したと、韓国メディアThe Elecが報じました。
 
Vision Proにはソニー製マイクロOLEDディスプレイが搭載、2025年に発売と噂のVision Pro(第2世代)マイクロOLEDディスプレイは、LG Displayが供給すると噂されています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. LG Displayが、年内のマイクロOLEDディスプレイ生産ライン建設を断念した。
2. Vision Pro用マイクロOLEDディスプレイはソニーが供給するが、歩留まり率が低いと噂されている。
3. Vision Pro(第2世代)には、LG Display製マイクロOLEDディスプレイが搭載される可能性が高い。

年内に生産ライン建設開始計画も、断念

Vision Proに搭載されるマイクロOLEDディスプレイはソニーが供給するも、歩留まり率が低く、それによってVision Proの出荷台数が制約を受けると懸念されています。
 
LG Displayは2025年に発売と噂のVision Pro(第2世代)マイクロOLEDディスプレイを供給すると噂されており、製造コストの削減と出荷台数増加が期待されています。
 
LG Displayは、年内にマイクロOLEDディスプレイ生産ラインを整備するべく社内検討が進められていましたが、最終的にそれを断念したとThe Elecは伝えています。

研究開発は継続

年内の生産ライン建設は断念するも、LG DisplayはマイクロOLEDディスプレイに関する研究開発は継続するとのことですので、Vision Pro(第2世代)の発売計画が遅れることのないよう、今後の進展が期待されます。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple
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