毎日なにげなく使っているコーヒードリッパー&フィルター。抽出する量に応じたサイズのバリエーションこそあれど、基本的に同一メーカーであれば、ドリッパーの形や角度は同じであることが多いですよね。マグカップ直載せで1杯分の湯を落としながら、ふと「もしかして1杯だけなら、それに特化した淹れ方があるのでは?」なんて思いを巡らせたことってありませんか。
そんな仮定を独自の理論に基づいてカタチにしたのが、CAFEC(カフェック)の新製品「フラワードリッパー DEEP27」(クリア 1320円、クリアブラック1430円)。豆の持つ旨みを最大限に引き出すことを狙ってつくられた、待望の1杯点て専用ドリッパーで、専用フィルター「アバカプラス DEEP27」(100枚入 550円)とともに、9月1日より発売中です。
▲(左)「フラワードリッパー」、(右)「フラワードリッパーDEEP27」
三洋産業が展開するコーヒーギアブランド・CAFECは、世界で初めて円すい型コーヒーフィルターペーパーを開発したブランドです。
そんなCAFECが長年の研究の成果として提唱するのが、「湯がコーヒー粉の間を通過する時間が長くなるほど、多くの旨みを引き出すことができる」という深層濾過理論。従来この深層濾過はネルドリッパーでしか実現できないとされていましたが、CADECはドリッパーの底部設置角度を一般的な60度より狭めた45度とすることで、ペーパードリップにおいても濾過層をより深くすることに成功。製品化された「DEEP45」は国内外の多くの愛好家から支持を集めています。
ただ、45度という角度で深い濾過層を形成するためにはある程度の粉量が必要。少量抽出で理想となる深い濾過層を抽出するのはやはり難しく、これまでの製品では3〜7杯用を最適抽出可能なサイズとして展開していました。
深層濾過ならではの理想の味を、なんとか1杯でも実現したい…そんな長年の願いがついに結実したのがこの新製品。ご覧の通り、底部角度は驚きの鋭角27度! ドリッパーそのものに思い切った高さと角度をつけてコーヒー粉の濾過層を深く厚くすることで、少量抽出でも旨みを最大限に引き出すことに成功しているのです。
ドリッパー内部は「フラワードリッパー」シリーズと同じく花びら型のリブを施すことで、布フィルターのようなふっくらとした膨らみを実現。抽出部分にもリブをつけることで、抽出液の道を確保し、安定した味わいを生み出します。
素材には軽く丈夫で安全性の高いトライタン素材を採用、手頃な価格も魅力的。コーヒー好きならトライする価値は大いにありそうですよ!
>> 三洋産業
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/554184/
- Source:&GP
- Author:&GP
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