iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの変更点はそれほど大きなものではなくても、多くのユーザーが購入することでAppleの2023年12月期は増収になるとの予想を、Deepwater Asset Managementのマネージング・パートナーであるジーン・マンスター氏が伝えました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 新型iPhoneと新型Apple Watchの変更点は大きくないが、好調に売れるだろうとアナリストが予想した。
2. iPhone15 Proシリーズの空間ビデオ撮影機能は、Vision Proの需要創出にも寄与する可能性がある。
3. 販売価格が値上げされた日本市場もアナリストの予想通りになるか、今後の動向が注目される。
空間ビデオ撮影機能をアナリストが高く評価
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの変更点は小さいながらも、4年以上前の古いiPhoneを使用している4億人のユーザーに機種変更を検討させるのに十分魅力的だと、マンスター氏は評価しています。
特に、iPhone15 Proシリーズが対応する空間ビデオ撮影機能は、2024年に発売されるVision Proの需要創出にも貢献し得るとマンスター氏は述べています。
マンスター氏は2023年6月にVision Proを体験しており、空間ビデオは素晴らしかったと高く評価、高額なデバイスだがその価値はあると伝えています。
日本市場もアナリストの予想通りになるか!?
iPhone15 Pro Maxは、イメージセンサーの不足により発売が10月に延期されるとの噂がありましたが、他のモデルとの同時発売となりました。
出荷台数不足の懸念はまだ残りますが、昨年のように新型コロナウイルス感染症の影響による工場の稼働停止に至ることは考えにくく、製造上の課題は今後改善されると予想されます。
ただし、マンスター氏の楽観的な販売見通しは米国市場を主にしたものであり、販売価格がまた値上げされた日本市場の反応、Proシリーズと比べて機能面での差別化が著しく、初期の販売実績が低調だったiPhone14の後継モデルであるiPhone15の予約状況がどうなるのか注目されます。
Source:MacDailyNews
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-552954/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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