iPhone15シリーズのUSB-C端子は一般的なもので、懸念されていたMFi認証による制限が行われている痕跡は確認できなかったと、Ars Technicaが報告しました。
iPhone15シリーズのUSB-C端子にはMFi認証プログラムが導入され、非対応のケーブルを用いた場合は充電速度やデータ転送速度が制限を受けると懸念されていました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズのUSB-C端子は一般的なもので、懸念されていたMFi認証による制限が行われていないことが確認。
2. USB-C端子を導入済みのiPadやMacBookで動作するアクセサリーは、問題なく利用できる見通し。
3. MFi認証による制限の噂に関し、欧州連合が事前警告していた。
MFi認証USB-C導入の噂に、欧州連合が事前警告
AppleはiPhone15シリーズで外部接続端子をLightningからUSB-Cに変更するにあたり、MFi認証プログラムを引き続き導入するとの噂がありました。
USB-C端子にMFi認証プログラムが導入された場合、認証を受けたUSB-Cケーブルと非認証のUSB-Cケーブルでは充電速度やデータ転送速度が異なる仕様になると予想されていました。
しかし、これが事実か判明する前に欧州連合(EU)がこの噂に反応、「何らかの認証制度を導入し、非認証のUSB-Cケーブルを用いた場合の機能を制限してはならない」との警告を発していました。
iPadやMacBookで動作するアクセサリーや機能は正常動作と期待
2023年2月に、リーカーのShrimpApplePro氏(@VNchocoTaco)が「iPhone15シリーズ用MFi認証USB-Cケーブルの量産が始まっている」と報告していましたが、これは試作であり、最終的にMFi認証USB-C端子の実装は断念されたのかもしれません。
Ars Technicaの報告から、USB-C端子を導入済みのiPadやMacBookで動作するアクセサリー、および、これらの製品で使用可能な機能はiPhone15シリーズでも制限なく利用できると予想されます。
Source:Ars Technica
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-553178/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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