iPhone16/16 Plusがリフレッシュレート120Hz対応〜BOEが供給?

iPhone15 Display
 
iPhone16とiPhone16 Plusには低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)有機EL(OLED)ディスプレイが搭載されることで、リフレッシュレート120Hzが実現されるとの情報を入手したと、リーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)が伝えました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16とiPhone16 Plusのリフレッシュレートは最大120Hzになると、リーカーが伝えた。
2. iPhone16とiPhone16 Plus向けのLTPO – OLEDディスプレイは、中国BOEが安い価格で納入するとリーカーは予想している。
3. BOEはiPhone15用OLEDディスプレイ製造に課題を抱えているにも関わらず、1年以内に製造難易度の高いディスプレイを供給できるのか疑問。

リフレッシュレート90Hzという噂に懐疑的な姿勢

Majin Bu氏が、iPhone16とiPhone16 Plusのリフレッシュレートは最高120Hzになるという予想を更新、この仕様はBOE製のLTPO – OLEDディスプレイが搭載されることで実現すると伝えています。
 
Majin Bu氏は、iPhone16とiPhone16 PlusにLTPO – OLEDディスプレイが搭載される可能性についてDSCCのロス・ヤング氏と話したこともあるようです。
 
iPhone16とiPhone16 PlusにLTPO – OLEDディスプレイが搭載た場合、最高リフレッシュレートは120Hzになる可能性があるとヤング氏も推察しているとMajin Bu氏は述べており、90Hzとの噂に懐疑的な姿勢を示しています。

iPhone15用OLEDディスプレイも未だ供給できていないBOEだが

BOEは戦略的な価格設定(安い卸価格)をAppleに提示することで、iPhone向けOLEDディスプレイの供給数を増やすことを計画しているとみられています。
 
しかし、BOEはiPhone15およびiPhone15 Plus向けOLEDディスプレイの供給に向けて試作を重ねながら、Dynamic Island周りからの光の漏れを防ぐことができず、未だにAppleからの量産承認が得られていないと報じられていました。
 
その課題を解決し、更に製造難易度の高いLTPO – OLEDディスプレイをiPhone16およびiPhone16 Plus向けに供給できるのか、にわかには信じがたい予想です。
 
TF International Securitiesのアナリストであるミンチー・クオ氏は、Proシリーズとベースモデルが全てリフレッシュレート120Hzに対応するのは、iPhone17シリーズからと予想していました。
 


 
 
Source:Wccftech
Photo:Apple
(FT729)


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