iPhone15は来年への「つなぎ」?Appleが計画する製品の刷新

Apple iPhone15 Pro
 
Appleが来年以降に発表・発売する製品として、大画面化するiPhone16 Pro、デザインが刷新されるiPad Proなどを、Bloombergのマーク・ガーマン記者が予測しています。iPhone15シリーズは、2024年の刷新に向けた「つなぎ」でしかない、ともコメントしています。

 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2024年以降のApple製品についてマーク・ガーマン記者が予測。
2. Apple Watch10周年モデル、大画面のiPhone16 Proなど。
3. 今年のiPhone15などは来年の刷新に向けた「つなぎ」か。

 

Apple Watch10周年モデル、大画面のiPhone16 Proなど

Appleは先日、iPhone15シリーズなどを発表したばかりですが、Appleが今後、以下の製品を発表・発売するだろう、とApple関連の動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者が挙げています。
 

  • Apple Vision Pro:2023年6月の世界開発者会議(WWDC23)で発表された空間コンピュータ、Apple Vision Proはアメリカで2024年初頭に発売予定です。短期的に大きな収益は生まないものの、製品を体験したい消費者がApple Storeに集まり、他の製品にも良い印象を与える「ハロー効果」も期待されます。
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  • Apple Watch10周年モデル:「Apple Watch Series X」は、デザインの刷新が予定されており、血圧計などの新しいヘルスケア機能が2024年か2025年に追加される見込みです。人工知能(AI)を活用した健康アドバイス機能の開発も進行中です。
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  • iPadの刷新:iPad Proのデザインが5年ぶりに刷新され、OLEDディスプレイが11インチと13インチモデルの両方に搭載されます。MacBookシリーズのようにトップケースが金属製のMagic Keyboardなど、iPad Pro用アクセサリも刷新されます。
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  • M3世代への移行:Mac用Appleシリコンとして初の、3nmプロセスルールで製造されるM3世代への移行が進みます。MacBook Air、MacBook Proをはじめ、他のMacもM3世代のチップに移行します。
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  • 大画面化するiPhone16 ProiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxでデザインが変更されたのに続き、「Pro」モデルのiPhoneは、来年のiPhone16 Proで大画面化します。大画面化は、iPhoneユーザーの買い替えを促す要因にもなります。
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  • 人工知能(AI):Appleは2024年に、「Apple GPT」と噂されるAI技術に本格参戦します。AppleはAjaxと呼ばれる独自の大規模言語モデルを使用し、社内向けツールの開発に取り組んでいます。

iPhone15シリーズは来年へのつなぎ?

ガーマン氏は、Appleが製品を本格的に刷新するのは2024年であり、iPhone15シリーズはそれまで顧客を飽きさせないための「つなぎ」にすぎない、と見ています。
 
中国でのコロナ禍による工場の稼働停止といった製造面での影響を受けていないiPhone15シリーズは製造が順調に進んでいるため、Appleのホリデーシーズンの売上高は前年比で5%程度伸びるだろう、ともガーマン氏は述べています。
 
 
Source:Power On/Bloomberg
(hato)


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