エコで履き心地もいい!アシックスから温室効果ガスの排出量を抑えたスニーカーが誕生したぞ

地球の環境を守ることは、私たちの生活を維持するためにも必要なこと。モノを買うときには、できるだけ環境に負荷をかけないものを選びたいと考える人も多いでしょう。

そんなサステナブルなモノづくりの追求によって生まれた究極のシューズが、アシックスの「GEL-LYTE III CM 1.95(ゲルライトスリーシーエム1.95)」(1万9800円)。今あるすべてのスニーカーの中(2023年9月時点)で、温室効果ガス(カーボンフットプリント)排出量をもっとも少なく抑えたシューズでありながら、履き心地の良さも兼ね備えているんです。

「2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを実現する」という目標に向けて、2010年よりマサチューセッツ工科大学との共同研究を進めているアシックス。

材料調達と製造・輸送・使用・廃棄という製品ライフサイクルにおける4つの工程を見直し、削減施策を打つことで、温室効果ガス排出量を大幅に削減することに成功しています。

特に注目すべきは、ミッドソールと中敷に使用しているサトウキビなどを原料にしたバイオベースポリマー。サトウキビが成長過程で吸収するCO2の量がフォーム材作製時のCO2排出量よりも上回るため、実質温室効果ガス排出はマイナスになるというカーボンネガティブフォームです。サステナブルでありつつ、シューズの本質である履き心地の良さも備えています。

アッパーと中敷きのメイン素材に採用したのは、原料の段階で着色して水や化学薬品の使用量の削減とCO2の排出量の削減を実現する“ソリューションダイ”という技法で染色したリサイクルポリエステル。

このほかにも、独自の構造を採用して材料の廃棄を最小限に抑えるなどさまざまな施策を行い、一足あたりの製作におけるCO2eの排出量をスニーカー史上最少の1.95kgに抑えることに成功しています。

クリーム×グレーシャーグレーというホワイト系で全体を統一したカラーも、クリーンなイメージにぴったり。足元に上品なイメージをプラスしてくれます。

温室効果ガス排出量ゼロという大きな目標に向かって大きな一歩を踏み出す「GEL-LYTE III CM 1.95」は、9月22日より発売されます。

>> アシックス

<文/&GP>

 

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