約5年前よりインドでAppleのiPhone組立を行っているFoxconnが、iPhoneの生産規模をさらに拡大するため、従業員数を近く倍増させると、MySmartPriceが報じています。
2023年7月末には、FoxconnがiPhoneを含むApple製品の部品を製造する工場をインド・カルナータカ州内2カ所に建設中で、2025年始めには稼働するとも伝えられています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Foxconn、インド工場の従業員数を今後1年間で倍増させる計画。
2. 2025年始めにはカルナータカ州2カ所で新たなApple製品向け部品工場が稼働予定。
3. Wistronのインド撤退はFoxconnにとって存在感を増すチャンス、との指摘も。
Foxconnインドの責任者が明言
Foxconnのインド・チェンナイ工場では、現在1万5,000人を超える従業員がiPhone14、および近く発売となるiPhone15を含むiPhoneの組立を担っています。
そしてFoxconnは近く、工場の規模を拡大し、従業員を倍増させる計画だとMySmartPriceは記しています。Appleはこれまでの中国一極集中から、世界のほかの地域、特にインドへの、生産拠点の分散を推進しているとされています。
Foxconnは工場の新設や規模拡大に伴い、今後12カ月間でインドにおける従業員数を倍増させる計画であることを、Foxconnインドの責任者である李嘉恩(V Lee)氏がLinkedInで述べています。
Wistronのインド工場売却はFoxconnにとってチャンスとなる!?
インドでiPhoneの組立を最初に開始したのはWistronでした。Wistronは2017年にインドでiPhone SEの生産を開始して以来、同国でのApple製品生産において重要な役割を果たしてきました。
しかしインドのApple工場運営において社内で問題が発生、Wistronは最終的に、インドTataグループに工場を売却しています。
MySmartPriceはWistron撤退はFoxconnにとってインドでの存在感を高めるチャンスだと指摘しています。
Source:MySmartPrice
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-553679/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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