AppleはiOS17/iPadOS17、watchOS10をリリースしました。iOS17、iPadOS17、watchOS10、そして来週リリースされるmacOS14では、よく使う機能やさまざまな動作を自動化して実行することができる「ショートカット」アプリもアップデートされています。
この記事では、ショートカットアプリの新機能、およびアップデートされた機能をご紹介します。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17/iPadOS17/macOS16/watchOS10ではショートカットアプリもアップデート
2. ショートカットで使える新しいアクションが増えた
3. 既存のアクションもアップデートされている
アクションが大幅に増加
各ショートカットは一連の「アクション」で構成されています。そしてアクションとは、特定の機能を実行する単一ステップです。
たとえばアニメーションGIFを共有するショートカットの場合、「最新の写真を取得」「GIFを作成」「メッセージを送信」という、3つのアクションで構成することができます。
iOS17/iPadOS17では、ショートカットに使える新しいアクションが大幅に増えました。また既存のアクションもアップデートされています。
iOS17/iPadOS17/macOS16/watchOS10の新アクション
- 音声ファイルからの文字起こし
- 「アラームの削除」で特定のアラームのみを削除
- 「睡眠・起床アラームの編集」でひとつ飛ばして次のアラームを編集、または一度飛ばしたアラームを復活させる
- 「カメラを開く」でカメラを特定のモード(例:自撮り)にする
- 「アルバムを開く」で写真アプリの特定の部分(例:撮影地)を開く
- 「パスワードを表示」でiOSなら設定、macOSならシステム設定の「パスワード」へ移動
- 「ワークアウトを終了」でiOSとwatchOSの現在のワークアウトセッションを完了
- 「ドキュメントをスキャン」で画像を撮影、iOSのファイルアプリ内に保管
- 「現在のタイマーを表示」「タイマーを一時停止」「タイマーを再開」「タイマーをキャンセル」がiOSでも利用可能に
- 「ストップウォッチを開始」「ラップストップウォッチ」「ストップウォッチを停止」「ストップウォッチをリセット」がiOSでも利用可能に
- 「ホットスポットのパスワード」「ホットスポットのパスワードを入手」がiOSでも利用可能に
- 「セルラープランの切り替え」「デフォルト回線を設定」「データローミングを設定」「セルラープランを見つける」「セルラーデータ統計をリセット」がiOSでも利用可能に
- 「タイムマシーンでのバックアップを開始/停止」でmacOSでのタイムマシーンを使ったデータバックアップが可能に
- 「ウィンドウの移動」「ウィンドウのリサイズ」「ウィンドウを探す」「ディスプレイを探す」「アプリを探す」がmacOSでも利用可能に
アップデートされたアクション
- タイマー利用中でも「タイマーを設定」で新たなタイマーがスタート可能に
- 「すべてのアラームを取得」が「アラームを探す」へと変更、すべてのアラームを取得するだけでなく、条件に合致するアラームだけでの取得が可能に
- 「音量を設定」でメディアの音量に加えリングトーンの音量も調節可能に
- 「ヘルスケアサンプル」が睡眠、気分、食欲の変化などさらに多くのデータタイプに対応
- カレンダーのイベント参加者に「タイプ」属性が追加され、人、グループ、部屋で区別可能に
- 「ネットワークの詳細を取得」にチャンネル数、ハードウェアMACアドレスなどのオプションが追加
- 複数の写真を連続して撮影した場合でも、「写真を取得」で正しい写真が取得可能に
Source:Apple via 9to5Mac
Photo:Apple
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-553893/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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