今年の新モデルiPhone15およびiPhone15 Proシリーズの予約注文の際に、ボットが使用されたことにより、一般ユーザーが購入できなかった可能性がある、とボット対策会社が報告しています。スニーカー購入に使用されるボットがiPhone注文に転用されたことがわかっています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15およびiPhone15 Proシリーズの予約注文の際に、ボットが使用された。
2. スニーカー購入に使用されるボットが、iPhone注文に転用されたとのこと。
3. Appleの寛容な返品・返金ポリシーが転売ヤーにとってリスクフリーな状況を作り出している。
1台あたり転売ヤーに45,000円の利益
限定モデルのスニーカーなどの一括購入に使用されるいわゆる「AIOボット」を使って、iPhone15/15 Proが大量に予約注文された可能性が指摘されています。
AIOボットで見事、iPhone15 Pro Maxを大量予約注文した人物が証拠画像をアップしているのが確認されていることです。
転売ヤーが1台のiPhone15 Proシリーズの転売から得る利益は300ドル(約45,000円)ほどだそうで、仮に2,500台さばいたとなると、75万ドル(約1億1,160万円)の利益が出る計算となります。
Appleの返品ポリシーが転売を促進?
Appleはデバイスの返品・返金についてかなり寛容なポリシーを適用していることで知られており、もし予約注文したものが売れなくても返品し、返金してもらえるという、転売ヤーにとってリスクフリーな状況を作り出しています。
一般ユーザーが普通に購入できないというのは残念であるため、Appleにはもう少しボット対策を強化してもらいたいところです。
Source:Kasada
Photo:Arsenty from the Noun Project
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-555214/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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